10,198 STILL ALIVE

いやあ、雨だねえ。夜家に帰ったら、洗濯物ずぶ濡れでしたよ。いやあ、まいったまいった。明日の着る服あるし、まいったなあ。いやあ、困らない。まいったなあ。もちろん大変な時もありますけれど、こういう日はむしろ、洗濯物は放置。雨に当てておいて、晴れた日に乾燥したら、取り込む。酸性雨がっ!とか、雨って汚れてるのよっ!とはいうけれど、大丈夫よ。その雨の恵みをいただいて、野菜食ってんだから。大丈夫よ。

僕たちが嫌なのは、雨降って洗濯物が濡れることじゃなくて、濡れた洗濯物の行き場に困る状況が嫌なんだ。だから、そんなものは外に放置してしまおう。濡らすだけ濡らして、晴れ間を待つ。その間は、別の服で凌ぐ。だって、そうでしょう。大抵の場合は、同じ服をきてるはずなんだからね。寝かせてたなつかしの服を着るチャンスなのよ。

そんなことはどうでもよくてね。

今日も楽しい1日でした。家族の日って感じでした。

昨晩は実家に泊まって、朝。パン一枚で作れるホットサンドメーカーで焼いてくれたホットサンドをいただくとね、これがまあうまいんですわ。ウインナー2本と刻んだキャベツにケチャップを少々。あと、なんかちょっとピリついたチーズ。あれは本当に美味かった。キャンプが流行って、鉄製のホットサンドメーカーが流行ったけれど、家庭用であれば電気は、手軽に楽しめる◎あれは、また食べたい。▼これこれ。

それから甥っ子と遊んでた。顔を出したり引っ込めたり、鍵をしめたり開けたり、滑り台を登ったり降りたり。歩いたり座ったり。遊びに行ったりヨーグルトをもらいにきたり。いろんなことを「やったり、やめたり」を繰り返す。そりゃあそうだよな。大人みたいに「同じことを続けてる」方が、おかしいわな。2016年から繰り返し思ってる「断続的な営み」がいかに当然かってことを、まざまざと見せつけてくれる。ありがたい存在よね。

にしても、つま先立ちをしたり、遠くのものを取ろうとしたり、階段を登ったり、降りる時に転けたり。それでも泣かなかったり。滑り台をすべって、もう一度滑りたい!と意図して、ちゃんと自分で階段まで歩き、階段を登り、滑り台の入り口に近づき、滑る。当然のようで、一つ一つの動作を理解していなくちゃあできないこと。もちろん今は「感覚的にー」ではあるけれども。それでも、成長を感じたよ。

そういえば、昨日塾講師ぼんちゃんが「言葉の本質」っていう本についてstandfmで対話しているのを聞いていて「同じ言葉で、別の意味をもってる」的な話があったような気がしたんだけど、甥っ子が「うなづく」という動作において、

  • おねがいします。
  • ありがとう。
  • ごめんない。
  • おはよう。

4つくらいの意味をもってる感じだったんよね。言葉っていうのは、音ではなく、動作から始まって、その動作がどのような状況において表されたのかによって、その「意味」というのが後々定義づけされていったんじゃないか。音によって表現されていったんじゃないか。ということを、甥っ子の「うなづき」から思ったよ。▼「言葉の本質」はこれ(ぼくもいただいて読んでるけど、おもろいよ。)

「おもろい本屋あるから行こうと思って。」という兄に「え、面白そう。一緒に行く」といって便乗して、兄夫婦と色々お出かけすることになった。

ハローワーク、本屋さん、タイ料理屋さん、31アイスクリーム、パン屋さん、珈琲豆屋さん、エスプレッソマシン、回転寿司。なんだかいろんなところへ行った。

それぞれで感じたことを短めに。

  • ハローワークに、ガスマスクをつけて来てる人がいたそうである。果たして就職できるのかは疑問だけど、一体どういう意図でそうしてるのか、気になって仕方がない。
  • 本屋さんが、かくも面白いところだったとは!よくある本屋ではなく、とても感性を呼び起こさせるような、場所。おもろいから是非行ってほしい。( @touten_bookstore
  • 本を2冊購入。本を書いてるのもあって、本の流通やなんかに興味があったので、こちらの2冊を購入。色々分かっていても、ピンときた時に購入という瞬間も大事
    ▼これこれ。
  • タイ料理屋さんの音楽のボリュームが大きかった。
  • ぼくは体が冷えちゃってて控えたんだけど、兄がアイスを食べながら『31アイスクリームの社長は「うちの商品は、添加物たっぷりだから自分は食べない」って本に書いてたよ』と衝撃的なこと言ってた。
  • 資本があればあるほど、食の嗜好性や質は高まっていくはずだから、そうだよね。
  • パン屋さん。ブランディングしている割には、低プライスで日常使いしやすいパン屋さんだった。缶バッチとかマグとかも販売してたりして、かわいかったな。「醤油と味醂に漬け込んだ玄米を練り込んだ食パン」をもらったから、明日楽しみだな。
  • 珈琲豆屋さんに行った。珈琲に対する愛情がたっぷり詰まったお店だった。焙煎機もでっかいのがあったり、世界各地を実際に回って見てきた写真とかもあって、勉強になったなあ。コーヒー検定あんまり興味なかったんだけど、テキスト流し読みさせてもらって、1級くらいの知識ならありそうだなと思ったので、ちょっとそちらの勉強も始めてみよう。テキスト4000円くらいだからね、ちょっと貯金しよ。
  • エスプレッソマシン。始めて、エスプレッソで、ラテアート作りを体験したよ。これがなかなか難しい。でも、おもろい。ハマりそうだけど、ラテアート作るたびに飲み干さなくちゃいけないラテが出来上がるので、毎日1〜2杯の練習が限界だなあーって思った。またやりに行こう。いつかほしいな。
  • 回転寿司。お寿司、回ってなかった。スシローの株ちょっと下がってるらしい。決算が悪かったのかな。海外での業績の方がいいらしいけれど、どういう状況なんだろうか。ミニ寿司とかあったりして、面白かったなあ。あと、いつもはお水を注いで持っていくのに「お茶がいいな。」と思えたことに、大人になったなあ、となんか思った。

あと父が「本、もらってきた」といって持ち帰ってきた紙袋の中に「修身教授録」という本があって、感動。もらってきた父から、もらってきた。これは一生のバイブルともなりうる本。目次の気になるところを2項目くらい読んだけど「やっぱ、これ大事だよな」と思える人生訓ばかり。

兄によると、GHQによって日本の教育カリキュラムから「道徳」と「修身」という教科が廃止されたらしい。そのあと、なぜか「道徳」だけが復活した。「GHQは日本を弱体化しようとしている」という審議不可能な陰謀論が仮に真実だとすると「修身」には、日本の国力をあげるような知恵が詰まっていることを、示唆してる。

ま、それを抜きにしてもずっと気になってはいた本だったので、読む。楽しみだな。▼これこれ。

家族との時間、楽しかった。

ふだんの自分がやっている活動をはじめてちゃんと話ができたように思う。やっと、自分の考えを持って何かに取り組んでいるなって思える。しかも、家族にもちゃんと納得できるような話で。

ちょっと、嬉しかったし、形にして継続できるように頑張ろうって思えた。自分がやっていることを、家族が誇れるなら、それが何よりの恩返しなんじゃないかと思った。しかも、やっていることで誰かが幸せになれるとしたら、何よりだ。

明日からは数日雨降りだけど、その中でもできることを一つずつやっていこう。

今日も楽しかったなあ。

ありがとう、家族。
ありがとう、いつも。

それでは今日も
素敵な1日をー。