今日1ミリでも変わるためには「想像することが大事」だと気づいた

いずみです。

いずみ古民家暮らし / DIY / 畑 / ブログ】

お仕事:MEM.喫茶Tokoname店主
急須を使って淹れる珈琲と菜食のごはんを提供しています。

時々、陶芸家、大工、藍染職人、お菓子屋さんのアシスタントもします。

ボランティアとして「家弁タイムズ」という子育てファミリーに(基本、無料で)お弁当を届ける活動や、子どもも大人も隔てなく対話する時間「ダイアローグ」の運営をしたりしています。


陶芸家の仕事ってめちゃくちゃすごい。

衛生的でおしゃれなお皿が、新品でも安く買える時代。でもね、実際に作家さんの元で時間を過ごしていると、そんなに簡単なものじゃないよって思う。土をつくり、形をつくり、品とする。その工程にある「失敗するリスク」「予期せぬ破損」がどれだけあるか。その先に生まれた作品たちがどれだけ美しいか。見た目だけじゃない美しさがもっと届いたらいいのにな。


今日1ミリでも変わるためには「想像することが大事」だと気づいた

1時間遅刻しました。

今朝の大工仕事に1時間の遅刻をしました。たった2時間30分しか働けないうちの1時間を遅刻したんです。関係性があるから「わかってたよ。笑」と笑い話にしてもらえますが、いやあ、今回は正直いかんなあと思いました。

遅刻はしてもいいと思ってた。

驚くかもしれないけれど、僕は「遅刻したっていいじゃない」と思っていました。しようと思ってしたことはないけど「してしまったこと」を責められるのはなんだか違うなあと思っていました。

お互いに無事に生きているんだし、こうして来れたのだから、ここから始めればいい。むしろ、遅刻した人に「遅刻してどういうつもりだー!」と怒っている時間があるのなら、そのまま作業に加わって作業が1ミリでも進んだ方がいいよな、と思っていました。

高校生の頃に電車が遅延してしまったのですが、そのまま学校へ向かいました。先生から「遅延証明書はあるのか。」と言いました。同じ時間に同じ電車に乗っていた学生が持ってきているはずだから分かってるはずなのに「貰ってる時間はないと思ってそのままきました。」と言ったら、盛大に怒られました。ぼくにはね、よく分からなかったんですよね。

それから今日までも本当に同じように思って生きてきました。でもね、今日はちょっと違った感覚を覚えました。

遅刻すると、夢が遠のく。

ぼくは近頃「仕事をする」とか「働く」ということが、お金のためだけではないのだということが、腑に落ちるようになってきました。それは「お金のためだけに働いてちゃダメだよ!」とか「金だけじゃないからね。」と言われて気づいたのではありません。そんなことをどれだけ言われたとしても、多分一生気づけなかったかもしれません。

気づいた理由は、自分の働き方が「夢に向かうようになったから」です。

どういうことかというと

  • 次の個展のための作品を作っている。
  • だからこそ、より美しい作品を来場者さんに楽しんでほしい。
  • 楽しんだお客さんがより作家さんのことを好きになってもらいたい
  • それによって作家さんの作家人生がまたひとつ未来につながったらいい
  • その先にある、作家さんが辿り着きたい「生き方」「生活」に近づいたらいい

そういう夢のために働くようになったんだよね。

そういう夢が「自分にもある」って作家さんにも大工さんにも伝えていたんですよ。

でもね、遅刻するとね、それが遠のくんだよ。

だからぼくは、ようやく「遅刻するって、やっちゃダメだな。」って思ったよ。

いいことも悪いことも、想像することが大事

自分が遅刻したらどうなるだろう。=夢が遠のく。

こういう想像ができれば、遅刻できるとは思えない。

反対に

自分がむしろ15分でも早く行って準備できたらどうなるだろう。=夢が近づく。

こういう想像ができれば、遅刻できとは思えないよ。

遅刻の話だけじゃなくて、何か仕事を覚えたり、技術を身につけていく過程でも同じ。

例えば、

新商品についての情報を知っていなかったら、

  • お客さんは「使ってみたい」と思うだろうか。
  • お店の「売上はあがる」だろうか。
  • 会社の「ビジョン」に近づくだろうか。
  • 自分の「役割」は果たせるだろうか。

と、想像する。

どうなるかを「イメージ」する。

そうすると多分、それは想像した通りに、現実になる。

遅刻した理由は「想像してなかった」から

昨晩寝るときに、疲れたように寝落ちしちゃったんです。

今まで遅刻したときを思い返してみると、多分全部そういうふうに眠りについていた。で、よくよく思い返してみると「明日、何時に起きる」と、頭の中で言葉にしていたんですよね。言葉にした通りになるように、アラームをセットしていたんですね。もしくは、パートナーに「起こしてほしい」とお願いしていた。自分でできないことを人に任せてまでも、現実にしようとしていた。

明日も、同じように、朝大工に昼から陶芸作家さんのアシスタントに入る。

遅刻する自分 → 遅刻しない自分

28歳にもなって恥ずかしい進化かもしれないけれど「今の自分にとっての成長」が1ミリでも進む変化であれば、なんだっていい。

想像してみよう。そしたら、きっと変われるはず。

今からパートナーにうどん作る(今21時半)けど、明日は起きれるし、大工さんと陶芸作家さんの夢のために生きるよ。

想像して、イメージして、自分を生きていく。

おわりに:

以上、いずみでした。

それではみなさま
今日も素敵な1日をー。