パートナーをカミさんと呼ぶ理由

ぼくの隣には、パートナーがいる。

これは言葉通りの意味で、ぼくがパートナーを「持っている」という意味ではない。ただ、そばに「存在している」という感じ。パートナーからしたら、ぼくも同じく。存在し合っている。その距離にいてもいいよねと、認め合っている”存在”。それが僕にとってのパートナー。

えてして、それについて呼ぶ時に、この社会にはいろんな呼び名がある。

  • 奥さん
  • 嫁さん
  • 旦那さん
  • 婿
  • 彼氏
  • 彼女
  • カミさん
  • パートナー

ぼくは、夫婦別姓とかジェンダー(社会的な性のあり方)とか大黒柱の変化(男が家族を背負う時代がねじれて、一家の大黒柱となるのに性は関係なくなった)とか、そういうものが出てきた頃から、自分の隣にいてくれる人を「パートナー」と呼ぶようになりました。

その呼び名の中でも、パートナーよりも、より尊さや愛しさを含めた表現として「カミさん」を使うことがある。一般的にはカミさんというと「結婚したカップル・夫婦のうち男性側から女性側に対して呼称する言葉」といったところでしょうか。

ただ僕がパートナーに対して「カミさん」を使うのは、英語でいうところのダーリンと同じようなもので、男女関係なく、「愛しい人」「可愛い人」といった意味合いで、自分の愛する人に対して使います。それを日本的に言えば「カミさん」といったところです。

でもどうしてそう呼ぶのかというと、2つ理由があります。カミさんというのは、少し相手を立てるような言い方で「お上さん」といった感じ。そしてもう一つは「神さん」。自分の隣にいると決めてくれている存在なんて、そんなのはもう神様みたいな人だな。といったニュアンス。そのくらい尊敬しているし、感謝もしているよというのを僕は

カミさん

と、いっているわけです。

そんなことを買い物の帰り道に伝えると

私は、名前で呼んで欲しい。

とな。笑

いつもありがとうね。
今日も素敵な1日を🌿