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【imawoフリアコ148日目】五体満足で何が不満か | 久々の焙煎と抽出 | 藍をかき混ぜる | できることをする | 急ぐ理由がどこにある

五体満足で何が不満か

4日前の夜。ずいぶんと久々にパソコン作業したら、翌朝からめっちゃんこ腰が痛くなった。今日の朝までずっと。ずっと鈍痛が続いて、ついには、昨日なんて土壁ぬりで右手を上げるたび痛んでそれで限界を迎えて、ダウン。昨夜は、夜ご飯を食べるのもやっとで、食べてすぐにimawoへ。爆睡だった。夜2時ごろに目は覚めたけど、朝までよく体が休まった感じ。

とはいえ、まだ痛みはあって、昼ごろまではずっと痛かったので、そんな状態でもできることをと思って、道の駅の玄関口にナミホさんの藍染工房の雨除けをつくった。もともとある構造にブルーシートをかけただけの簡易的なものだけど、隙間の養生はしっかりしたはずだから、雨漏りはないはず(たぶん)笑

昼ごはんにあったかいそばをいただいて、体中がぽかぽかに。そこに冷たい水を飲んでみたら、体がキュッとする感覚。あ、そうか。体を冷やすものを今は欲してないんだね、君は。自分の体の訴えを聴いて、ふんふんふん。体を温めて、血流を良くして、自分の体いっぱいに血を巡らして体温を上げて、体のもつ力をフルに発揮させる。そういうことにやっと気づいたら、なんだか調子が良くなってきた。

午後からは、だんだん良くなる体を観察しながら、道の駅の台所を整理したり掃除したり。みんなで使う場所は、ルールがなきゃ混乱するんだなあということをしみじみと感じた。洗った後の箸もスプーンも突き刺さったコップ。その中にたまる水。水の中には虫の死骸。ありゃま。

洗った食器はすべて水捌けの良いあみあみのものに置くこと。それから、サイズごとに分けておくことで、拭いた後の整理がしやすいので、それもすべて準備しました。スプーンとフォークとナイフは小さめのところ。オタマやフライ返しなどは中くらいのところ。大きめのところは、ちょっとはみ出しちゃうような蓋とか大きめの器とか。水切りラックには茶碗や湯飲みなどの食器類。

場所が決まれば、散らかることも少なくなる。少なくなれば、使いやすい台所になるはず。そう思ってフダもつけてみた。やれることはやってみた。

ひととおり掃除も終わってimawoに戻る。ナミホさんはクラファンの準備をしてて、桑山さんは作業中。

いずみはリハビリのかいもあってだんだん良くなってきたので、軽めの作業をすることに。来週からから業務店さんが玄関口の地面を整えてくれるので、ものをどかす作業をすることに。

まずはバー前の不用品を整理。それから、玄関口のとこにある瓦礫やガラを土嚢袋に入れたり、勝手口の台としてレンガを積んだり。ちょっと不安定だけど、とりあえず踏み台は完成◎ひととおりガラがおさまったら次は土を浄化槽あたりまで移動させる作業。やらなきゃやらなきゃでここ4日間くらいやってなかったことに着手。

空間の中身を作る仕事ではないから「すごいなあ!ありがとう!」なんて言われる作業じゃあないけれど、自分の作業の先に、そうやって言ってもらえる空間ができるのなら、それがまたお客さんの感動とか幸せに繋がるんだと思うと、自分の作業も捨てたもんじゃないなと思います。

頑張ってるのに。って思うことがないわけじゃないけれど、今回、腰が痛くなって動けなくなって何もできない手伝えない誰の役にも立たないって状態になって思ったのは、体が動くってこと自体が本当に本当にありがたいことだってこと。おじいちゃんとかおばあちゃんとか、どういう気持ちなんだろう。動けるって幸せなことだよって「何を当たり前のことを。」って流しちゃうような言葉だけど、それって本当のことなんだよ。本当にそうなの。

五体満足で何が不満か。動けるだけでありがたいと心の底から思う。歩けるって幸せなことなんだ。

久々の焙煎と抽出

今週末は犬山での出店だ。しかしさっぱり近頃は、焙煎も抽出もしていない。珈琲屋とは名ばかりのインチキ珈琲屋である。まあ、ぼちぼちやっているので、それで構わんのですが、さすがにやっとくかという気持ちで久々に焙煎と抽出をしました。焙煎は、ちゃんと水分を抜くことを意識して低温でじっくり焼き上げました。多分一番いい出来なんじゃないかって思います。抽出もいつも通りで淹れられました。むしろ、最近淹れてなかったのが反対に良かったのか、自分がいれてる珈琲の香りや風味がよく分かって、むしろ美味しくなった?と(勘違いかもしれませんが)思うほど。出店が少し楽しみになってきました。

藍をかき混ぜる

ナミホさんの藍の仕事に惚れ込んでしまったというか、ロマンを感じて、藍のお仕事のお手伝いをさせていただけることになりました。藍をかき混ぜるという作業。

藍というのは、葉っぱを発酵させて蒅(すくも)という状態にしたのち、そこに灰汁を流し入れます。灰汁は、灰と水からできていますが、灰もいろんな種類があって広葉樹林のものやピザ窯ででたものなど、いろいろ。それから水も、そんじょそこらの水道水じゃダメで、天然の湧き水などの余分なものが一切ないものでなければなりません。そして、灰汁の中でさらに発酵は進むのですが、藍の発酵は、好気性発酵の段階をへて、藍が建つ(十分に色を出し始める)と、嫌気性発酵へと変わります。詳しい原理はわかりませんが、そういった特徴があるそうです。

だから、仕込み始めの今は好気性発酵(酸素もっとほしいほしい!って状態)なので、かき混ぜる時も、酸素を入れるようにして混ぜます。藍が建ってきたら、水の中を動かすように空気が入らないように静かに混ぜる。

そんなおもしろい藍のことを学びながら、かき混ぜさせていただきました。常滑にいる日は、様子を見にゆこう◎

できることをする

腰が痛くなって何もできないと思ってたけど、今だからこそ出来ることがある。例えばそれは、友達からの電話に時間も気にせず話せるということで、自分の体のケアに時間を使えるということで、腰以外は動くってことに気づけるってことで、ちゃんと休むことをしようって思えるってことで。

できないこと、やれてないことに目を向けていると、ここまでできてきたことが大したことないように思えてくるけど、そんなことはない。できていくこと、その一つ一つがどれほど尊いことか。

見た目に残す素晴らしいことだけが、良いことなのではない。それを形作る裏側にまた美しさがある。痛い思いをしてわかった。

やれないことをするのではなく。やれてないことに憂うのではなく。やれることを、できることをする。どうしようかではなく、どうするか。どうしたら次は行けるかを考えて動く。

できることをする。

腰が痛くてもできることを。それがたとえ、どんな状況でも。

急ぐ理由がどこにある

最近は「一秒でも早くimawoを完成させる」ということを行動指針にして動いてきた。その結果、腰を痛めた。笑 これは、好転反応だろうか。よい兆しへ向かう前触れなのだろうか。

そんなことを思っていた矢先、ちづみさんから、今後のimawoの方向性がシェアされた。

いずみは、imawoに来てずいぶん初めの頃にちづみさんからの言葉で覚えている言葉がある。「いずみくんって世話焼き?」そうかもなあ。今ではそう思う。だれも必要としていないことをやってゆくのは、なかなか骨の折れる。必要だと認知されにくいのが、ほとんどだから。

急ぐ理由がどこにある。そうあらためて問うた。そしたら、そこに答えはなかった。誰もそんなことは求めてなかった。

オープンを待ち望んでいる人がいるよなあとか。次の現場に行けないのは大変だろうなあとか。ただ出ていくだけよりもなんとかサイクルできるような状態にできないかなあとか。

そんなことは、誰も求めてなかった。

はっきりさせる必要もなかった。

あいまいなままでよかった。

そういうもんなんだなあって。

いずみは求められてもいないところで、どんな風に生きていこうか。いやはや、ここにいられるのもあとわずかだろうか。

建物が完成するまでは、できる限りのことはする。オープンがいつになっても、そこから先は、踏み込めないな。ぼくにできることは、もはやない。完成すら、急ぐ理由もないのだから。


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