izumikun.com

Still Alive. Be Happy.


遅すぎる、世界。

どうも、生まれてから9682日目を生きているizumikunです。

先日、コロナの濃厚接触者の疑いがあることがわかって自宅待機をしていたんですけれど、なにやら日常の疲れがたまっていたのかよく分からないけれど、急に身体中がほてってきて、頭痛が全然なおらなくて、ここ2日間ほど、たった1畳の孤独の中でもだえておりました。

コロナというのは流行風という側面をもちつつも、もはや時代であるという見方もあるので、誰がかかってもおかしくないし、それによって休業を余儀なくされたとか仕事がどうだとかっていうのが「誰かの責任」ってわけでもないと思う。ただ、そうなったときのための「準備」みたいなものは必要だと思うけれど、基本的には「誰の責任でもない」っていうのがizumikunの思いです。

現実的な話に戻ると、濃厚接触者っていうのは、コロナにかかっちゃった(これはもうしょうがない)人と会った日を「0日目」として、7日目までは自宅待機をしなければいけないというルールになってます。izumikunの場合は、1月30日がその日にあたるので、その日を「0日目」とすると、2月6日までは自宅待機ということになります。

それで、その間は外には出られないんですけれど、出られないのにちょっと体調を崩すっていう謎の体の弱さに悶えてて、ちょっと笑っちゃうんですけど。あ、笑っちゃうと体に響くんであんまり良くないんですけど、それでもちょっと笑っちゃいます。ただ、一緒に自宅待機になってる人がいるので、izumikunが体調が悪いことで不安にさせてしまっていることは申し訳ないなあとは思っているので、回復したあかつきには、全力で恩返しをしようかなと思っております。

なんか観葉植物が欲しいみたいな話もしていたし、スリッパがどうとかって話もしていたし、みんなで食べる用の食器がどうとかって話もしていたし、なんか色々欲しいものがあるっぽいので、そこまで大きなサポートはできませんが、そこはなんとか気持ちでカバーしようかなーと思います。

なんかフィリピンの子どもたちの話を西野さんがしていたんですけど、ざっくり話をすると、手伝ってくれたお礼にこっそりお小遣いを500円くらいあげたら、すぐに売店に行ってお菓子を買ってみんなでシェアして自分の取り分はほんのちょっとで、基本的に彼らは「富を再分配する」らしいんです。とはいえ彼らは貧しいじゃないかという意見もあるけれど、みんな笑顔で豊かであると。自己責任の世界線で生きていると、稼ぎも生まなきゃいけないし、食料も調達しなくちゃいけないし、洗濯もしなくちゃいけないし、料理もしなくちゃいけない。でもそれを任せることができるのなら信用して任せちゃったほうがいい。でも、日本人は人を信用しない国民性があるから人を助けるということができない。つまり、自分が得た富を溜め込んじゃって再分配しないということです。

でも、彼らは明日の食うにも困ってるのに、今日の食うにも困ってるのに、すぐに分けるんです。これ、すごくないですか。izumikunはむちゃくちゃフリーターしてるので本当に裕福に暮らせるようなお金は持ち合わせちゃいないんですけれど、みんなが家を用意してくれたり、ご飯を御馳走してくれたり、知識や技術をシェアしてくれたりするんですね。これって日本の中でも本当に特異的な場所に居させてもらえているなあと思っていて、本当に感謝しかないです。

で、先日お仕事をいただいてその報酬を頂いたので、さっそくちょっと大きめに再分配して行きたいなと思います。izumikunは再分配されてるんで、izumikunがする番だと思って、ちょっと思い切ってやってみようと思います。

でね、本題の「遅すぎる、世界」なんですけれど、この世界って思ったより遅いよねってことを感じたんですね。

ここ2日間ほどはずっと、たった1畳の部屋にコットを置いて、しかもそのコットも完全に広がり切らなくて凸凹で寝返りも打ちにくい状況で、寝袋と毛布を重ねて過ごしていたんですね。それでも、部屋の壁の半分は「窓」みたいになってるから冷気がガンガン入ってくるんで、ほぼ外みたいな感じでむっちゃ寒いんですね。でもまだ、ありがたいことに、コットだから床との空気の層が生まれて底冷えみたいなことは軽減されているし、寝袋だけじゃなくて毛布があるから確実にあったかいというのもあって、車で寝るよりかは100倍ありがたい環境なんですよ。車で寝ていることもあるので、このありがたみって物凄いんです。(って今、何時代だと思ってるんだろ。笑)

でね、そんなたった1畳の孤独を2日間過ごしていて気づいたことがあるんです。誤解のないように言っておきますが、孤独と言ってもサポートしてくれた人がいるので、そのことだけをちゃんとお伝えしておきますね。孤独と言っているのは、ひとりだけで長い時間過ごすことですね。たった1畳の部屋でずっと体を休めることだけを考えているわけですから、何もすることがないわけです。むしろ、何もできない。だからね、ぐるぐる考えてみるんです。そうしたら面白いことに「世界ってそんなに早くないのかな、むしろちょっと遅いのかな」って思うようになりました。

ついつい現代人って、なるべく早めに結果を出さなきゃいかんわ!って思いがちじゃないですか。でもね、正直、そんなことないっていうかね。人間たった2日働かなくても、たった2日収入がなくても(いや、収入はほぼ年中ないんですけれど)たった2日何もしてなくても、世界はそんなことじゃ終わらないんですよね。世界はそんなに脆くないというか、そんなことでは崩れないんです。むしろ、世界や社会はもっとどっしりと構えていて、それでいて、流動的に世界を作り替えて行っているわけだけれども、とかく、個人がどう生きるか、どんな共同体で生きていくかについて、ほとんど関与されることはないんですよね。人というのは、どこまでインターネットが普及しようとも、どれだけ世界とつながれることができるようになったとしても、ある一定のコミュニティや生活圏、商圏、業界といった範囲の中で生きていくことのほうがずっとリアリティがあって、現実により近いと思うんですよね。

インターネットというものが生まれたことによって、動画をとればアップできるようになったし、それが世界中の誰にでも届くようになった。SNSでもそう。どんどんと情報が追加されては流れていくような時代です。それを見て「速すぎてついていけない」と思うかもしれない。izumikun自身、よくYouTubeを経由してNewsPicksとかHORIE ONEとか岡田斗司夫とか、そういうチャンネルをよく見ては「はあ、こういう考え方もあるのかあ」「へえ、世界ってこういう動きになってるのかあ」って発見させてもらってはいますが、ふと目の前の現実に立ち返ると、宇宙の話をしている人なんていないし、WEB3.0とかメタバースとかNFTとかビットコインとかについて語っている人もいないわけです。数年前から起こっている村づくり、町づくりみたいな不動産について語っている人もいないわけです。

問題は常に、今関わっているコミュニティに由来していて、そのコミュニティで起こっている問題こそが今取り組むべき課題であって、世界の速度っていうのは現実世界の速度ではなくて「コミュニティの速度」だったりする。問題は、観光地なのに人が来ないとか、人が来ていたとしてもあんまりお金を落としてくれないとか、みんながそれぞれ点々と素敵なことをしているんだけれどまとまりがないとか、そういうことの方が現実的には問題として見られていたりする。そして、コミュニティの速度こそ、一番手強いものだったりする。だってそれは、単にお金を支払えばいいという世界線ではないからです。あいつのこと気に入ったから助けるとか、そういう世界線なので。

だからね、この遅すぎる世界 – コミュニティ – をもっと輝かせていくことがizumikunにとって今ホットなことなのかなと思ったりしています。正直、izumikunにできることってたかが知れているというか、何もないんですね。できることが何もない現状だけが、ここにある。そして、時間もある。時間があるのは、たぶん唯一、izumikunだけだと思うんです。その時間を使って何をするか。

それは、このコミュニティで誰もやっていないこと。
遅すぎる世界。

よく少年漫画で、もう動きが速すぎちゃって、相手の動きが「ふっ、止まって見えるぜ」っていうのがあるけど、izumikunは自分が早すぎるから遅すぎる世界-コミュニティ-が止まって見えるわけじゃない。ただ、流れている川に飛び込んでいくことよりも、流れている川は外から見て楽しんで、ちょっと浅瀬で楽しませてもらって、あとは河原で楽しく過ごそうみたいな感じ。

河原で遊ぶ、遅すぎる世界で。
誰もやっていないことをする。
たぶんそれは、笑われることかも知れない。
そんなことしてなんになるってことかも知れない。

それでも、遊んでりゃいい。

そうだなって思ったよって話でした。

こりゃ本かけねーわ笑

ではまた明日。