どうも、izumikunです。
今回は
マルシェ出店したい人が「出店するまでの流れ」を解説
します。
マルシェ出店してみたいんだけど、何から準備をすればいいか分からない。
どういう流れになるのか、教えて!
2020年頃から「コーヒー」でマルシェ出店してるいずみが、マルシェ出店の基本的な「出店までの流れ」を解説します。
それでは、どうぞ。
出店までの5ステップ
大きく分けると以下の通り。
- 商品(構想だけでOK)
- 許可証(品目による)
- 出店道具(基本)
- 出店応募
- 出店
一つずつ解説します。
1)商品(構想だけでOK)
商品をもちましょう。
まずは、商品をもちましょう。
ぼくの場合は「コーヒーでも淹れてみない?」というお誘いから成り行きで、コーヒー出店をすることになりました。
これを「自分の商品だ」と認識できたのは、始めてから数年後のこと。笑
このぐらいゆる〜く始めてもいいです。
ただし、近頃は出店者のレベルもグッとあがってますので「売れるか」というと、「ただのコーヒー」には、みんな興味がなかったりします。
「6W2H」で商品を決める
なので、可能な限り「自分の商品」を具体的決めて、これを言葉や文字にすることができるといいです。
実際にやってみて、何度も修正をかけていくものなので、まずは決めて進むことが大事です。
「6W2H」で決めてみるといいでしょう。
- WHEN(いつ)
- WHERE(どこで)
- WHO(誰が)
- WHOM(誰に)
- WHAT(何を)
- WHY(それは、なぜ?)
- HOW(どのように)
- HOW MUCH(いくらで)
メムの場合
メムで提供している「急須で愉しむコーヒー」で、改めて考えてみると、こんな感じ。
- 11:00〜16:00 土日に
- やきものの観光地のまんなかにある喫茶で
- やきものの町に暮らして3年になり、かつ、平日は陶芸家のアシスタントをして焼き物について語れるいずみが
- やきものを見てみたい・体験してみたいと思う観光目的の人に
- 常滑焼の急須で淹れる自家焙煎コーヒーや、知多半島の食材をふんだんに使ったフードメニューを提供する
- そこでしか食べられないもの・そこでしか体験できないことを求める傾向があるため「伝統文化 × 地場の食材」のどちらも味わえることは、観光できた人にとって、よりよい旅行体験となるはずであるから。また、急須でコーヒーを提供しているお店がないため、新しい体験価値があると確信しました。元祖です。笑
- 地元の製陶所の協力をいただき、急須をつかった珈琲の提供を行い、日常では味わえない「急須で注ぐ」という体験を商品に盛り込んだ。また、商品を通じて「焼きもののの豆知識」や「人に話したくなる常滑の魅力」を伝えるきっかけをつくり「このお店で、この人と会えてよかった」と思える体験を提供しています。
- 常滑急須で愉しむ自家焙煎コーヒー 700円
これが「良いか、悪いか」ではなく、まずは決めることが大事です。
その後、何度も修正をかけて、より魅力的な商品を作っていきましょう。
2)許可証
品目による
これは、品目によります。
例えば、飲食は許可が必要です。ドリンクを提供するのか、ご飯を提供するのか、その場で調理するのかなどで、許可証が変わるので、この辺りは、保健所で確認する必要があります。
メムの場合は、お店での許可証をもっているので「マルシェでのお弁当販売」には許可が必要ないです。ただし、マルシェの出店先においては「コーヒー出店の許可」をもっています。
物販・小物売り系は、許可証は必要ないです◎
地域によっても変わる
また、地域によっても変わります。
なので、自分の暮らしている市区町村が「どこの保健所の管轄内なのか」をインターネットで調べてみてください。
「〇〇市 保健所 管轄」などで調べれば出てきます。
そして、そこの保健所に「一度相談したいので、出向いていいですか?」と電話してみて、アポどりをして、実際にルールを聞きに行ってみるといいと思います。
- 何を準備するべきなのか
- どんな許可が適切なのか
について、丁寧に教えてくれます。
初心者、よくある事例
初心者のよくある失敗として「身近にいる、マルシェ出店者に聞く」というのがありますが、これはあまりお勧めはしません。
もちろん「体験談を聞く」とか「実践者からの話を聞いて、より具体的にイメージする材料として聞く」とかであれば、問題なしですが、実際の「許可」の話となると、お勧めできません。
なぜなら、ルールチェンジがよくあるからです。
例えば、4年前の許可申請のルールと、今のルールでは違うことがある。
ということは、4年前のルールに従って準備しても、許可は通らないということです。
つまり、今のルールを知るためには、今のルールを知っている「保健所に聞く」が一番良いです。
大抵は「今はルール変わってるかもだから、実際に保健所に聞いたほうがいいよー」とみんなから言われるんじゃないかなーと思います。笑
最新のルールを理解しましょう。
3)出店道具(基本)
出店道具(基本)は、おそらくマルシェ出店者全員が持っておくべきものかなと思います!
- テント
- テント横幕(後・右・左)
- テント用の重し
- 机
- 大きい布(足元を隠したり、統一感を出す)
- 看板
- 旗(より目立たせたい場合)
- メニュー看板
- 商品ごとにプライスカードを立てるのもアリ!
- キャッシャー
- お釣り
- お札
- 小銭
- お釣り
- QR決済システム(主に PAYPAY)
- 許可証
これに加えて、許可品目に応じて、準備するものがあるので、品目が決まったら、適宜準備していきましょう。
4)出店応募
商品をもち、許可証をとり、出店道具が揃いました。
いよいよ「出店応募」です。
マルシェに出店する方法としては大きく2つあります
- 応募する
- 声がかかる
応募の場合は、マルシェイベントのインスタグラムやホームページにて告知があったりします。細かくチェックしておいたり、実際にマルシェに出向いて、募集のルールについて主催者に尋ねてみるのが良いと思います。
メムの場合は2つ目が多いです。友人経由やマルシェ主催者さん、出店者コミュニティから「ごはんものの人募集してるけど、どう?」みたいなお声がかかることがあります。
出店を何回も繰り返していく中で自然と仲間ができていくので、そのコミュニティにて、情報交換し合って、出店先を見つけていけます!
最初は不安かもしれませんが、本当に自然と出店先は見つかっていくので、安心して飛び込んでみてください!
5)出店
そして、いよいよ出店です!
出店する時の大前提として「あなたのことは誰も知らない」ということを知るところから始めましょう。
メムもそうだし、ぼくにとってもそうです。
誰も、僕のこと、メムのことは知らないんです。
だからこそ、SNSでの発信活動は欠かせません。
また、マルシェ出店先にて、手配りでビラを配るのも効果的です。
とにかく「あなたを世界に届けること」がとても大事です。
有名な話ですが、世界的な歌手であるレディーガガでさえ、1年後のライブチケットを販売していたりします。
そして、そのために宣伝・告知を繰り返して、満員になるように力を入れているのです。
誰も知らない自分の商品を手に取って楽しんでもらいたいのであれば「知ってもらうことに力を注ぐこと」と、とても大事です。
TIPsとして、マルシェイベントのアカウントをメンションして、投稿したり、マルシェそのものを盛り立てる発信をすると、みんながwinwinになるので、積極的に「マルシェそのものを発信すること」が大事!
紹介してもらったら、嬉しいですしね!イベント主催側も集客に困ってることありますから、みんなで盛り上げていきたいものですね!
さいごに
というわけで今回は
マルシェ出店したい人が「出店するまでの流れ」を解説
しました。
難しく考えがちですが、大切なことは「許可を出す人に聞く」というのが一番です。
許可証なら、保健所。
出店の許可は、主催者。
商品にいいね!と言ってくれるのは、お客さん。
だから、
許可は、保健所に聞く。
出店は、主催者に聞く。
商品の良し悪しは、お客さんに聞く。
最新のルールを理解して、コツコツ準備していきます!やるぞ〜!
応援してます!わからないことがあったら、コメントで聞いてくださいね〜!
それでは!
すべてがだんだんと良くなっている
今日も素敵な1日を🌿