10,213 STILL ALIVE

友達と「こういうことできるんじゃないか。」と話しているのは、楽しい。でもそれは、自分がそういう話ができるようになったからだし、相手がそういう話ができるようになったから。お互いの武者震いが共鳴した証。

今日は3つの共鳴があった。今日はそのことについて。

いずみくん

武者震いっていい言葉だね。ぼくたちは互いの「内にある水面に湧くもの=勇気」に自分自身を奮い立たせ、振動し、他人へも伝播し振動が広がることで、共鳴しあってる。

吹奏楽部の音叉ってあるでしょ。共鳴できるのは、同じ周波数を持つ人だけ。同じ波形で振動する人だけ。そうじゃないと、共鳴できない。

類が友を呼ぶ。
ま、そういうことよね。

「武者震いが共鳴した証」というのは、そんな感じの意味合いね。

共鳴① ログして、発信。

友達と一緒に取り組んでる「ダイアローグ」っていう対話イベントがある。でもね、その名前とは裏腹に「ログ」つまり「記録」がなかったの。だからね、ちゃんと記録しようって話になった。

根拠として出したのは、

ぼくが個人的にみているビジネス系の対話動画の中ではみんな「ホワイトボードに記録」をしてるんだよね。上場企業の人とかブランドを立ててものすごく集客している人たちが会話してる動画では、よくあるの。でもね、ぼくの生活圏の人の中にも、同じくらいの質の話をしている瞬間ってあるなあって思ってるの。

でも、なぜか。同じような集客力を獲得しているわけではないし、大きなビジネスができているわけではない。それはなぜか。それは、一つ一つのことを「蓄積していけてないから」なんじゃないかって思ったんだよね。

そういった母体を目指そうというわけじゃなくて、同じレベルで語れるのに、どうして実践知へと昇華できずに、どうして似たような状況へ至っていないのか。これはとても大事な問いなんだよね。

ダイアローグは「対話のきっかけ、考えるきっかけを作る」というのが根底にあるコンセプトなんだけど、それにしても「きっかけが起きた時に、どこまで考えることができたか。」を再確認する仕掛けがないことによって、きっかけが「きっかけ」に終わってる可能性だってあるわけ。

それって、ただの雑談とも言える。「確かにそうだわあ。」で、終わり。でも僕たちの生活は続くよ。その生活で間違いなく向き合う必要のあることを話ししていて、本当はもっともっと話したほうがいいし、考え続ける必要のあることばかりなんだよ。そういうことを「蓄積していくこと」で、思考に深みが出るよそれはつまり、人間性を形作るものになっていくんじゃないかって思うんだよね。(話している中では、ここまでは話してはなかったかな。)

人間性は移動距離に比例するっていうけれど、それは、どれだけ考え続けてきたかという意味でもあるんだよ。距離は、道のりだけじゃなくて、深みも距離なんだよ。時間も距離なんだよ。

だからね、ログをとる。ダイアローグって名前通り、名は体を表すように、ログをとる。これを発信する。

しかも、これまでお菓子代に消えていた参加費を

  • 活動している母体への寄付
  • 発信のための機材購入
  • 場所代

へとまわしていく。

対話に参加することで、何らかの支援に繋がったり。
対話に参加することで、次の誰かのきっかけを作ることに繋がったり。
対話に参加することで、その場が続くことに繋がったりする。

お菓子に消えていくなんて勿体無い。

友達ぼんちゃんとのこの共鳴は、たとえゆっくりな歩幅だとしても、きっと大きなものに変わっていくと信じてる。

これからもよろしく。

共鳴② 引き、流れを汲む。

「友達きたよ!」と颯爽と店内へ駆け込んできてくれた友達がいる。時間があるなあと思える日には不思議と、こんなふうに友達が来てくれて、じっくりと2時間くらい話し込んだりする。話したい!と思ったときは「OPEN」を「CLOSE」に変える時だってある。友達と話せることの価値は、何にも勝るからね。(状況にもよるけど。)

なんやかんやいろんな話をしてから結局「このお店、どうする?」という話になった。今ぼくは「PR」とか「ブランディング」について学んでるんだけど、MEM.というお店で掲げている「人と文化の交差店」というコンセプトにふさわしい一貫したデザインを表現できてないし、お店に反映できてない実感があった。

メニューはどうするか。
ブランドカラーはどうか。
どんな感想を持って欲しいか。
何を得て欲しいか。
伝えたいことは何か。
受け取ってほしい価値は何か。
コンセプトにふさわしい掲示の仕方とは何か。

そういうことの統一感がないんだよね。

そのカオス感が良いという一面ももちろんあるかもしれないけれど、そうであれば、もっとカオスじゃないと際立たない。でもそこまでの度量もない。

ならば、引く。

  • 置きすぎているものを引く。
  • 飾りすぎているものを引く。
  • 貼りすぎているものを引く。
  • 出しすぎているものを引く。
  • 実際には使っていないものを引く。

引いて引いて引きまくって、

  • コンセプトを設定する
  • タッチポイントを洗い出す
  • デザインを決定する
  • プロダクトに落とし込む

そういう「根底にある価値」を徹底的に考え、打ち出す。

こういう「脱皮的なもの」は、立ち止まっているときしかできない。今はまさに、その時。8月はまるっとおやすみするのです。

だからこそ、取り組む。

友達と「そういうのやるなら、ここぼくの好きなようにするからね。」なんて冗談言いながら、夏の間に、MEM.のあれこれを変革することになった。

そして、家の掃除も手伝ってくれるらしい。ありがたい。
本当にありがとうございます、イッシーさん。

今年落ちたマルシェイベントに来年こそは出たいから、そのために「どんな出展者がいて、どんなブースを作っているのかをミニ行きましょう!」という話にもなっているから、出店者分析まで一緒にやろう!という魂胆だ。

もし興味ある人は一緒に行こう。

共鳴③ 準備が8割、藍仕事。

8月に藍のお仕事に携わらせていただくことに、なりました○
仕事としては初めてのことだから、しっかりと準備を進めていきたいなと思う。

藍が立つまでには、ほぼ1年はかかるわけ。その建った藍を使って染めるわけだから、一枚一枚には相当な重みがある。

ブランドプロデューサーの柴田陽子さんは「準備が8割」といっていて、ブランドのコンセプトを考えることにおいて、100ページ以上の本を作る。そのくらい考え込まれたコンセプトを作るには、やはり準備が大事だから。

藍の仕事をするにあたって、どんな準備をするか。とても大事なんだと思う。

  • 行けない日を伝える
  • 週のはじめに行ける日を伝える
  • 行く。

この流れで日程を決めよう!という話になりました。

職人さんの思いとしては「インターンを受けてくれた人であれば、仕事を頼める」といってた。でも、ぼくはインターンをしたことがない。でも、頼んでくれた。それは、これまでの関係があるからだといってた。ここまでの人生を準備とするなら、日々の暮らしで自分がどうあるかーについて深く考え、実践していることは、その大きな糧となる。

準備が8割。本当に大事なことね。

そういうわけで今日も素敵な一日をー。