いずみです。(晴れ)
いずみ【古民家暮らし / DIY / 畑 / ブログ】
お仕事:MEM.喫茶Tokoname店主
急須を使って淹れる珈琲と菜食のごはんを提供しています。
時々、陶芸家、大工、藍染職人、お菓子屋さんのアシスタントもします。
ボランティアとして「家弁タイムズ」という子育てファミリーに(基本、無料で)お弁当を届ける活動や、子どもも大人も隔てなく対話する時間「ダイアローグ」の運営をしたりしています。
「あんたは、挫けないね。」
畑で作業をしていたら、いつもチクチクと「こんなところじゃ畑できすか!」というご近所さんがやってきた。いくらできないと言われようと、やってみたいのだから仕方がない。枯れ草を敷き詰めたかったけれど片付けてでも、やり抜いてやる。そういう気持ちで、玉ねぎの苗を植えた。ちょっと高かったけどできることをやろうと思った。その姿を見て「こんなに言われてもやるなんて、あんた挫けないね。」とむしろ感心した様子だった。ホリエモンが成功する人の条件は「しつこさ」と言っていたけれど、それに通ずる種を、今日は見つけたように思えた。

11/2 玉ねぎの植え付け
カインズで買った玉ねぎの苗
プラスチックのポットに入った苗を4つ分。ぼくは知らなかったのだけど、あの苗ポットの中にぴょんぴょんと緑が出ていて、その一本一本が苗なのだという。つまり、ひとつのポットにだいたい10本くらいの苗が入っていた。そして、苗一つに対して、玉ねぎは1つ分育つから、1ポットにつき10個ほどの玉ねぎが収穫できる見込みである。
植え付けの1週間ほど前に買ったものだけれど、ほかに野菜の苗が売っている様子はなく、玉ねぎだけだった。どうやらこの時期に植えようなどという人は、よほど農というものを甘くみていると、お見受けする。それがまさに自分なのだから「うむ、新参者っぽくていいね!」と、胸を張っている次第です。
アリーから教わったこと
種や苗を見ていると、
- 極早生
- 早生
- 中生
- 晩生
といった言葉に触れる機会がある。それぞれ
- ごくわせ
- わせ
- なかて
- おくて
と読むらしい。(これは調べたけど)
どうやらこれは「植え付け時期」や「収穫時期」を表しており、その時期の気候や条件によって、どんな味わいになるかまでをざっくり示している、一つの指標となるようです。
玉ねぎの場合は、
- 早生=新玉ねぎ
- 中生=淡路島産あたりの玉ねぎ
- 晩生=一般的な玉ねぎ
となるそうな。
今回は「晩生」を植えまして、一般的には6月ごろの収穫となる予定。
また、水分量にも違いがあります。新玉ねぎは、よく「痛みやすい」と言われますが、それは「水分量が多いから」です。晩生になるにつれ水分量が減ることで、新玉ねぎのサラダほどのみずみずしさはないかもしれませんが、むしろ長期的な保存をすることを考えると、もっとも適していると言えそうです。
そして、玉ねぎの苗というのは「強い」そうです。根っこが土をかぶってさえいれば、根付くから大丈夫と言っていました。それが本当なのか?と一般的には疑いたくもなるかもしれませんが、疑うも信じるも何も「そうかもしれないね。」と、やってみるほかありませんから、やってみました。
それと、水はそんなに撒かなくていいよ、と。だって「強いから」と言っていました。どうせ今度雨降るでしょ、と。
おわりに:
とりあえず、天気の記録だけでも取っておこうと思います。
以上、いずみでした。
それではみなさま
今日も素敵な1日をー。