知っているというのは。

いずみです。

いずみ古民家暮らし / DIY / 畑 / ブログ】

お仕事:MEM.喫茶Tokoname店主
急須を使って淹れる珈琲と菜食のごはんを提供しています。

時々、陶芸家、大工、藍染職人、お菓子屋さんのアシスタントもします。

ボランティアとして「家弁タイムズ」という子育てファミリーに(基本、無料で)お弁当を届ける活動や、子どもも大人も隔てなく対話する時間「ダイアローグ」の運営をしたりしています。


丁稚奉公よりは。

かの松下幸之助さんは、自分が成功できたのは3つの理由があるという。体が弱かったから、人に任せることができた。学歴がなかったから、素直に学ぼうと思った。貧乏だったから、少ない賃金でも働こうと思えた。幼少期に丁稚奉公(賃金はなく、宿と飯がもらえる変わりに働く関係)にでた松下幸之助より、ぼくはずっと楽に働いている。


知っているというのは。

近所のお菓子のプロフェッショナルから「いずみくん、珈琲のこともっと知った方がいいよ。コーヒーインストラクターの勉強してみるといいよ。」とお薦めしていただいた。

この民間資格は、4種類の段階がある。

  • 3級(講習のみ)
  • 2級(講習+試験)
  • 1級(講習+試験)
  • 鑑定士(講習+試験)

以前に3級の講座は受けて見たことはあったけれど、2級以降は「3万もかかるのか!登録料入れると3.5万!検定本も買ったら…」と、諦めていた。

でも、自家焙煎をして、ドリップして提供しているとなると、それなりに知識は必要だ。と友人との対話の中でようやく自覚をして、勉強を始めることにした。

さて「知っている」というのはどういうことか。

ぼくはある程度の知見はもっていると思う。

でも、それよりも知見をもっている人はいる。

そんなものはどの世界でも同じで、上を見れば上はいて、下を見れば下はいる。

では「知っている。」とはどういうことだろう。

ぼくは「その知見で、何をなしているか」なんだと思った。

知っているというのは、知っているそれを使って、何を現実に作っているかー。なんだと思った。

知っていても、コーヒーがおいしくならない。
知っていても、お菓子がおいしくならない。

あるいは

知っていても、商売がうまくいかない。
知っていても、誰の役にも立てない。

これではいけない。

知っているのであれば、
知っているなりのものをつくる必要がある。

その「つくられた、何か」を見て、人は「この人は知っている。」と判断する。

勉強とは「つくる人」の言葉。

おわりに:

そういうわけで、コーヒーインストラクター2級の勉強を始めました。受験するかわかりませんが、やってみようと思います。

以上、いずみでした。

それではみなさま
今日も素敵な1日をー。