お金のために働かない、英語のために話さない。

人は、働く。働くと、お金がもら得るから。お金がもらえてない働きは、長くは続かない。続いていたとしたら、それはお金の心配が限りなく小さいか、お金のことは、別の何かで得ている場合だと思う。きっと、人生幸せだと思っている人の多くは、お金をつかって、楽しい時間をつくりたい、幸せな時間を誰かと過ごしたいって心根で思ってるんじゃないかな。

よくいうけど、お金はあくまで道具。この道具をどう使うかで、自分の人生は形作られる。どんな食べ物を選ぶかで自分の体型や健康状態が決まるし、どんな家に暮らすかで生活スタイルは変化していく。働くのは、働くことで誰かの幸せを作ったり、働いて得たお金で自分の暮らしをより豊かなものにしていくため。そもそも、人間の根源的な欲求として「人のために」という感覚があるから、その本能に従ってれば、きっと人生うまくいくんだろうなと思う。

これと同じように、英語も英語のために話してちゃいけない。あくまで、自分が探求したいものや知りたいことを知るために、英語を話す。行きたいところに行くために、行った先でより世界観を理解して楽しむために、使う。英語を学ぶのが目的なんじゃなくて、自分が目的地に向かうときに「あ、英語が必要だ」となれば、使えるように”準備しておく”ような気持ちでいる方がいい。きっと何かあるからお金を貯めておくかのように、自分の中に知恵や知識や話せる能力を蓄えていく。

昨日、meet up にお誘いもらってバーでアメリカ人、中国人、ブラジル人、日本人とお話してきた。いつものように、お店で勉強してたら会えることはない人と会って、これがむちゃくちゃ刺激を受けた。実際に話をしてみないと、自分の語学力では「伝わらないことがわかる」し「聞こえない単語もあるけど、だいたいの意味合いは理解できるとわかる」し、もっとリアクションありでコミュニケーションってあるんだなとかも、わかる。しかも、国や文化も違うのが分かって、面白い。そういうことを知るために、英語が必要になった。ときに、日本語が必要になった。だから、日本語を話すし、英語を話す。

目的は、言語の向こうにある。

お金を稼ぐために働くのではなく、稼いだお金を使って、豊かな暮らしを実現するために働く。英語を学ぶために話すのではなく、学んだ語学力を使って、行きたい場所にいくために、知的好奇心を満たすために、どんどんと話していく。

どんどんと話そう。どんどんと働こう。
日々、楽しいな。ありがとうな。

今日も素敵な1日を🌿