目を覚ましたのは、5時。8時集合ということで「こりゃあ、寝坊はできん。念には念をー」というわけで、目覚ましをかけておいた。心配性なのか、逆算ができないのか、なぜか5時。まちがえた。30分前で全然よかったはず。あと3時間寝ぼけながら、その時を待つのに苦心した。LINEの通知に目をやると「7時半集合にしよ。モーニング行こ」と変更があった。「30分前の目覚ましじゃなくてよかった。あーなんて楽しい待ち時間だろう。」と素直に心を改めた。まあ、ただ待つのもと思ったら体が動いて、中庭を片付けていた。綺麗にまっさらに片付いた。朝からむっちゃ気持ちよかった。一つずつやってきたものが目に見える成果となって現れたわけだ。これがそのまま仕事になればいいのになあ。仕事でのコツコツが素直に向かないのが、ちょっぴり辛いとこよね。
あ、換気扇壊れてるからなあ、変えないとなあ。
と、そんな1日の始まりでございました。
今日は、工務店さんのお仕事に同行。築100年ほどの古いお宅を改築するというので、現場にあるモノの撤去や仕分け、清掃などをすることにー。
- 大量の家具を解体
- 2Fにあるモノの運び出し
主にはこの2つだけど、とかく力のない僕は
- 振り子の原理で小さな力で大きな成果をー
- 未来を見ずに一つずつ進めるのみ
- こまめに水分補給して休む
こういうのを意識してやってた。
あと、
- 荷物を運ぶ仕事
- ものを解体する仕事
- 掃除をする仕事
とは思わなかった
人の暮らしを
明るくする仕事。
そういう気持ちで向き合った。
だからこそ、作業中でもなるべく粉塵や木屑が散らからないように、こまめに掃き掃除をした。ものを広げず、場所を決めて、取り組むようにした。素敵な暮らしが訪れてほしいと思って、ものを運び、ものを壊し、片付けた。
きついし、きたないし、きけんかも。下手に頑張りすぎたら熱中症で死ぬよ。でも、人の暮らしを明るくするんだって思うと、一つずつ一つずつ大事に向き合えるような気がした。そういう1日をくれたのは喜びだった。
お昼休み
昼休みにもかかわらず「家の台所に棚をつけたい!」と思っていた。それは、人の家のことをやってきたから、うちも進めたいと思えたから。カインズに90mmのL字金具を10個買いに行った。棚を5個、1段に対して2個ずつつけるのです。板は、工務店さんにいただいたので、テイクフリー。ありがとうございます!
内装、化粧、断熱、下地うち
内装の化粧をした。断熱材を入れた。下地をうった。
下手だな、こりゃ。
と、自分の手際をみて思った。
ちょっとずつずれていく。
大工さんってのは「男の仕事!」なんて思われがちだけど、ミリ単位で細やかに考えているし、イメージとは裏腹にとっても繊細な仕事だと思ったり。
でも、こういう経験で、より自分の家の作業を進めたいと思った。
- こうやって下地を作るのか
- こうやって断熱材を入れるのか
- こうやって下地を撃つのか
- こうやって化粧をするのか
- そのために必要な道具はこれか
- それってどう使うのか
- 危険なことは何か
- 端っこはどうやって繕うか
- どこから隠れるか
そういうひとつ一つの認識があると「イメージがしやすくなる」と思う。
次は24日にやる。友達が竹藪でパーゴラを作るよーって誘ってくれてもいるから、夕方ごろに行けたら遊び行こうかな。パーゴラ作りも手伝ってみたいし。どうせ、みんなで集まることにもなりそうですし。笑
暑すぎて、くたばる。
しかして、暑すぎて「これ終わったら終わり。」と言われた作業が終わるやいなや、作業してた場所でそのまま横になった。眠たすぎた。体が「疲れてるよー、休んでよー」と言ってるのがわかった。家帰っても休んだ。「いかん、今日は名古屋へ行かねばならぬのだ!と思いながら。。。
と、そこでDMに目をやると「もうすぐいけまーす!」とメッセージが。
かき氷を友達と食べる。
かき氷器を休業中は使わないから「使わせて!」というお願いがあったので、貸し出してみることにした。今日はその受け渡し日であった。使い方を説明して、試しに「いちご練乳かき氷」を作って、3人で食べた。体の熱が溶けてゆくようだった。最高に美味しかった。
途中でヤギさんがやってきたけど、なぜかお店の中まで入ってこずにこちらを眺めてるだけで、話してくれるのに、なぜかずっと外にいた。何を気を遣っているのかわからないけど「カビゴンは、こちらをみている。」みたいな感じで、ポケモンみたいな世界だなあって思った。
レベル0から始めよう。
ナラくんがおもろい話をしてくれた。
知り合いが提供し始めた(一回きりなのかな。)かき氷のお話。「果実の入ったブドウ味」みたいに書いてあってこだわってるんだなあって思ったから頼んだら、削ったかき氷に「葡萄ジャム」をペンペン飛ばして乗せて、出来上がりだったんだよ!という話だった。シロップではなく、パンに塗るような粘度のジャムだったようで、驚きだったようである。
でもぼくは「むっちゃいいなあ。」って思った。
ぼくは、なんかヘンテコなこと(8月に1ヶ月休むとか、1年間ヴィーガン生活するとか、16時間断食ダイエットするとか、田んぼするとか、色々)してるから、みんなの中では
- 自然を愛する人
- こだわりのある人
- 考えを持ってる人
というようなイメージをもっているらしく
- カレーを出してるというと「どんなスパイスカレー?」と聞かれたり(スパイスカレーとは言ってない)
- かき氷を出してるというと「どんな自家製シロップなの?と聞かれたり(自家製だなんて言ってない)
と「こだわり」というものを求められすぎる。
正直ぼくはこだわってるものがあると思う。でも「そんなものはどうだっていい、生きてりゃなんでもいいよ。」という自分の方が大事だ。こだわって、でもそんなものはすぐに捨てる。
幸せかどうかーだけでいい。
ヴィーガンやったら幸せ?
スパイスカレー作ったら幸せ?
自家製シロップあれば幸せ?
答えはNo.それだけじゃ幸せにはなれない。
幸せはいつも自分が「何を思えるかー」でしかない。
色々やってきたけど、僕は何を食べても幸せだよ。ポテチうまい。
それに「みんな良いものをみすぎてる」から、求めるもののハードルを上げすぎてる。はじめっからそんなに遠くまではいけないんだよ。シンプルに「かき氷に甘めのもの(ジャム)を載せる」っていうレベルゼロを本気でやってること」は、むっちゃすごいことなんだ。
「いや、これはないでしょ。」
と、笑う人がいるのはいいよ。それはしょうがないこと。でも、それは決して笑われるようなことでもないと、僕は思う。成果ばかりに目を向けすぎて、苦しいよ。期待値あげるほど幸せ遠ざかるから、大変な人生をあゆんでる人多い気はしてるなあ。うまいかどうかじゃないところで、待ち合わせよ。
映画 キャラクター みた。
衝撃だった。
それでは今日も素敵な1日をー。