形の向こうに、形”だけじゃない”ものを、見る。
うちの墓参りは2か所に用がある。地元名古屋と岐阜の2か所。今日は、岐阜のお墓に行ってきた。あっつい中だったけれど、家族と一緒に行けてよかったな。階段をのぼったり降ったりもする。「ちょっと肩かして」と、兄と一緒に階段を降りることもあった。基本的には何もしないけど、何かできる状態ではいる。家族(たぶんこれは、そのまんまの意味じゃないって感じもしてる)って感じがした。
地元のお墓は昨日掃除した。
掃除してみると「見えてない裏っ側に汚れが溜まってる」ってことが分かるし「ツルッツルの墓石にもちゃんと汚れが蓄積していくこと」が分かるし「線香と蝋燭を置く台をどかすと、骨が入ってること」が分かる。
お墓に行って、手を合わせる。こんな単純なことだけど、それはどうしてなのか?自分の親戚のお墓に「仏花」を飾るのはどうしてだろうか。仏とはなんだろう。警察は死亡した方の肉体を「仏さん」というけれど、何か関係があるんだろうか。もし同じことを表しているのであれば「仏花」は誰のためのものなのかー、ということが見えてきそうな気がする。ただ一対1500円くらいする仏花をグリーンセンターみたいなところで買って墓石の花器に飾ればいい。っていうことじゃあないってことよな。
ぼくがここにいるのには理由がある。理由はいつも、そこにある。そういうことを確かめる日でもある。手を合わせて、祈る。形だけじゃないものを、見ていた。
いとこがアメリカに行くらしい。
3つ下に、いとこがいる。今は東京で働いてるらしいけど、友達を訪ねるとのことでロサンゼルスへ3週間ぐらい行くらしい。
今日は墓参りに行く予定していたけれど「昨日、海に行って日焼けしすぎて、やばいから行くのやめるわ!」と、いつも通りのファンキーぶりを見せつけてきた。
「いやあ、暇してていいなあ。」と、むっちゃ感心した。
みんなでメッセージを書いて「楽しんできてね袋」をあげたのもあって、珍しく「行けずにごめんねー、ありがとねー」ってラインが届いた。
全然よかった。
一緒に行くことが大事なのはそう。だけど、それより前に、生きてりゃあいい。しかも自分の気持ちに素直に生きてるんなら、なおいい。ちゃんと、気持ちを汲み取ってラインを送ってきてくれたんだからね、それでいいんよ。
楽しんで行ってきてくれたら嬉しいな。
暇してるいとこがいる、暇なぼくは、非常に幸せを感じております。
アメリカ話、色々聞きたいなー。
文じゃなくて写真?バカ言うな、文が俺なんだ。
と、思ったりもする。
あえて強い言葉を選んだ。俺とか言わない。バカも(たまにしか、おちょけてしか)言わない。写真も好き。文も好き。
でも、ちょっとブロックを外した。
「文章だけよりも、写真で雰囲気を伝えるような作り方をしたい!」と思って、MEM. CONCEPT BOOK を作り始めた。でも、どう言うことだろうか、写真だけで表現することができない。どうしても文章に書きたいって思う。だから今日は、書いてる。書けるところから少しずつ、書いてる。
書いた文章は「読む人がいない」と思う。これは実感を伴ってそう思う。ただ、いずみの文章好きって人は読んでくれるって信じる。「文章なんて読まれない」ってことを信じたら、現実はそうなるよ。でも違うの。読んでくれる人はいる。だから、とにかく出せるところ全部出して、出した後に、読んでもらいやすい工夫を試行錯誤していけばいい。
不器用でいい。不細工でいい。大丈夫。自分の言葉を、綴ってゆこう。
実践+α のための、本
本を3冊書いました。
- 藍染ガイドブック
- Japanese Indigo Design
- UKULELE METHOD FOR ROCK & POPS
藍染の基本的なことについて、実践している今だからこそ座学を改めて身につけたい。そこに、藍で染められたものがどんな美しいデザインで表現されてきたかを、1992年に出版された「Japanese Indigo Design」で色んなイメージを見て、眼を養いたいなあと思っている。
それと、9月から月1くらいでウクレレの会がある(予定だ)から、改めてやりたくって、ウクレレの教本を。ちょっと古い本が多め。
新しいことが新しい本に書いてあるとは限らない。古い時から変わらない大切なことがあるはずだし、新しいことが、ビギナーすべてにとって「注目すべきポイントかどうか」ってのは、また違う気もする。
そんなことを思って「新刊本を買わない」という選択をしてみました。
今興味があるのは
- 藍をつかったデザインの視野を広げられるもの
- 刺し子
- 絞り
- 作品集
などなど。
明日は、常滑に戻ってまたもや部屋の片付けを。夜は、大家さんにご飯に誘っていただきましたので、行ってまいります◎ ちょっと緊張もするけども。
台風が近づいているようで、アリーから心配のラインが来た。嬉しかった。気遣ってくれたこと。本当に、ありがとうね。
そういうわけで、今日も素敵な1日をー。